雪月花が「照明普及賞」を受賞しました。
このたび、弊社リゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が、「一般社団法人照明学会」が主催する「照明普及賞」を受賞しました。
「照明普及賞」は、昭和32年(1957年)創設以来、その年に竣工した優秀な照明デザインに対して表彰してきたもので、住宅から公共建築、屋外広場や鉄道車両など幅広い分野を対象とし、新潟県内では朱鷺メッセ(平成15年度)、万代橋(平成16年度)、アオーレ長岡(平成24年度)、新潟日報メディアシップ(平成25年度)、糸魚川市立糸魚川小学校(平成26年度)、上越妙高駅前広場(平成27年度)などが受賞しています。
鉄道車両ではJR九州885系特急電車(平成12年度)、小田急ロマンスカーVSE(平成17年度)、東京メトロ銀座線1000系特別仕様車(平成28年)が受賞しています。
1.受賞施設名 えちごトキめきリゾート雪月花
2.受賞者
(1)事業主 えちごトキめき鉄道株式会社(新潟県上越市)
(2)設計デザイン統括 株式会社イチバンセン(東京都世田谷区)
(3)照明設計 株式会社ライトコンシェル・デザインオフィス(東京都調布市)
(4)照明製造 大光電機株式会社(大阪市中央区)
3.雪月花の照明について
客室内は全てLED照明を採用し、日本の気動車(ディーゼル駆動方式)では初めての試みとなる、色温度や照度を自由に設定できるマルチ調光調節システムを全面的に採用しました。雪月花では、日中と夕方で色温度と照度を自動制御で変化させています。夕方は少し暗めで温かな光環境に設定しています。大きな側窓から自然光が注ぎ込む昼間時間帯と、夕方の黄昏時など暗い時間帯のどちらでも快適な室内環境になるよう、越後杉などの壁への反射も計算し、キメ細かい照明設計となっています。
4.その他
照明普及賞についての詳細情報(一般社団法人照明学会HP)
→https://www.ieij.or.jp/IP/award.html